「顔作り」〜2020年も、ありがとうございました。

人の「心」と「形」をデザインする、ヒューマンデザイナー

ケアリストのさとうまちこです。

2020年のお仕事最後の日に書くのは「cao作り」のこと。

 

わたしの顔作りは「若見え」を目指していません。

もちろん、若々しく見えることは良いことだと思います。

でも今よく使われる「若見え」という言葉には違和感があります。。。

若見えより大事なことは、その人自身が生き生き輝いている・・・

そんな自然なお顔だと思っています。

それはもちろん「若く見える」という結果をもたらすことはあります。

ですが、「若く見える」ことを目指して顔作りをするのは、せっかく世界にひとりしかいない「自分の素材」を活かすという点において、もったいないとすら感じてしまいます。。。

 

わたしのお仕事・・・

「結果、顔」という形になっていますが、

こだわっていること、本当に大事にしたいことは、顔の素材である「肌・表情(感情と思考)・行動(普段のケアなど)」の方です。

結果、顔に表れる・・・というのは、美容やコンサルティングを30年近くやってきて、いろんな業界の方ともお会いして、達した「自分なりの結論」のようなもの。

美人かどうかという判断基準ではなく、

人がみて「幸せそうだな」と、あたたかい気持ちになる顔や、

人がみて「この人、こわそうだな」とか「満たされてないのかな」など、近寄り難い気持ちになる顔など・・・

いろいろな顔はそのまま、他者が受け取るメッセージだったりします。

 

体験や恣意的な行動のすべてが結果、顔になるというあたりまえのこと。

あたりまえすぎますが(笑)そのプロセスは目に見えづらい部分だったりもして、

省庁の縦割り問題みたいに(あくまでもイメージです。笑)なかなか問題の本質に気付くきっかけにならないようなこと・・・

コンサルティングの現場で多く体験してきました。。。

様々な現場で起こっている問題の裏側には、目に見えづらい問題も潜んでいて。

でも実は、目に見えづらい課題をクリアすることが、本質的な課題解決に一番つながることも。

これをわたし自身一番実感してきたし、だからこそ「目に見えづらい部分のプロセス」を大切にしてきました。

これら私が行ってきたことは表現することは難しく、また表現する必要すら正直感じてきませんでした。

ですが今年。ふと、表現していこうと思えました。

まずは「cao作りアトリエ」で。

 

アトリエにいらした方が、

自分のお顔をケアしながら、自分の顔や姿を通じて人生やコミュニティーを振り返ってみたり・・・

本当に「生きたい自分」ってなんだろうって思いを馳せてみたり・・・

自分をちゃんと観てあげる。

 

「自分を振り返る」って、意外と体力がいるような気がします。

だからこそ「自己啓発」系なセミナーがそこそこのお値段で存在するのだと思いますが、個人的にはあのような雰囲気は苦手ですし、女性の感性ではなおさら「集団」の中で振り返る・・・って無理があるように思ってしまいます

(わたし自身は、雰囲気が苦手といいつつけっこう参加してきていますが。笑(理論的に学ぶことは好きなのでたまに気分転換に参加します・・・)。

「振り返り」がとても大事、というのは、ビジネスだけでなく「顔作り」でもそうだと思うのです。

現状知らずして、未来は描けない。

そしてそのファーストステップは、

今(それは過去も含む)のすべてを受け入れること。

今を受け入れず、今から逃げるための目標設定では・・・いつまでも同じコースを回っているようなイメージのような進み方になってしまいます。

それが悪いとは思いません。それぞれですから。

ただ、風景が変わらず辛い思いをするのは、誰でもない自分自身です。

たとえば「今を受け入れる」ことができないときは、「リラックス」だけでもすれば、次のステップに進めます。

わたしは20年以上カウンセリング・コンサルティング・個人セッションを行ってきて、

このプロセス、「今を受けいれる」という根源がいかに大事かを痛感しました。

 

毎日生きているのに、だからこそ同化してしまう「自分自身」を、「自分をケアする」という心地よい時間は、自分に対して「客観的に距離を取れる」時間になります。

自分と距離がとれれば、自分に突っ込む余裕がでます(笑)

ねぇ、それでほんとにいいの?

とか

本当は、もっとこうしたかったんだじゃない?

とか。

自分につっこめれば、自分でも知らなかった答えがでてくることもあります。

 

「自分自身と対話する」そんな時間を過ごしてもらう方を増やしたいなと思っています。

caoアトリエには私がいますので、他者がいるからこその気づきもあるかと思います。

そしてなにより、私はケアリスト。

心を込めて、ケアいたします。

ケアする時間はきっと「肌」が、言葉化できなかったなにかを自分に動いて教えてくれると思うのです。

自分をケアしてあげて、そして

自分が自分に気づく時間。

そんな時間を提供できたら嬉しいなと思っています。

今年もありがとうございました。

来年もさらに素晴らしい一年を作って参りましょう。

皆様も、良いお年をお過ごし下さい^^。

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