マスク時代・日中の肌ケアについて。

人の「心」と「形」をデザインする、ヒューマンデザイナー

ケアリストのさとうまちこです。

わたしのメイクレッスンでは「肌づくり」に力を入れています。

肌づくりなんて地味だし需要がないかなと思いつつ(笑)わたしはやっぱり肌マニアなので**肌作りをテーマにお伝えしていると、意外と皆さま「肌づくり」を知りたい!と・・・若い方にもおっしゃっていただいて嬉しい限りです(ほんとにーーー)。

特に今はマスク時代。。。正直、ここまで長く続くと思っていなかったのですが、マスクがスタンダードになった今、肌作りも変えていく必要も感じています。

わたしは内勤であればマスクしなくてよいのですが、外でお仕事してらっしゃったり、接客をする方にとっては、長時間するマスクの肌荒れは本当にお悩みだと思います。。。

個別にはマスクの素材を変えたりとか、いろいろアドバイスはさせていただいて、落ち着いてきた方が多くなってきてホッとしています。何事も「適切な方法を見つける」ことは大事だなぁと、改めて思いますね。

ということで今日は、マスクをしているときの「日中の肌ケア」について。

マスクをしていての一番の問題は「蒸れ」と「乾燥」です。

つまり、マスクをしていているときは息で「保湿されている感」がありますが、マスクを取ったら急激に乾きます。

この「差」がいちばん肌に負担がかかります。

肌荒れに悩む方が多く、原因もニュース映像になっていたようなので、肌への影響については多くの方への周知は進んでいる気はしますが、実際ほんとうに

肌の乾燥は多くのトラブルを引き起こします。

乾燥を緩和するために、持ち歩き用の(ミスト状)化粧水を持っている方も増えたように思うので、

今日はその「与える水分の違い」についてをお伝えします。

持ち歩き用の化粧水を大きく分けると3種類あります。

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まず一番右側。いちばんよく見るタイプです。

よく見る「アベンヌウォーター」とかもこのタイプですが、用は「ミネラル豊富な天然水」。写真のものは「ラ ロッシュ ポゼ」という敏感肌用コスメでこの数年はここの日焼け止めがブームになったので多くの店頭で見るようになったと思います。

こちらは、水分は与えますがすぐ蒸発します。

ですから、日中に使うとしたら「もともと自分の脂がですぎてしまう」方向けです。自分の脂を取りすぎてしまうと、悪循環に陥るので、適度に脂をとったらこういった天然水でなじませて整えてあげるとお肌は安定します。自分から出た「脂」は取りすぎずに・・・有効活用しましょう^^;

逆にわたしのような脂が出ない乾燥肌の方が日中こちらを使うと、逆に乾燥が気になってしまいますので注意が必要です。

乾燥肌でも、お風呂上りのスキンケアのスタート時に使う分には、表面を整える目的には合いますし、のちにオイル分をしっかり載せるので問題ないのですが、昼間の乾燥対策に水分のみだと・・・やはり足りません。

気分のリフレッシュにはなりますけどね^^

つぎに写真の中央。「キュレル」という敏感肌用ブランドのものです。

こちらも大抵の薬局にもあるブランドです。キュレル自体が「セラミドケア」を謳っていて「乾燥性敏感肌」向けのコスメということで安心感があります。

ただ一点、気をつけなければならないのが、配合成分に「アラントイン」が入っている点です。

アラントインは、抗炎症の成分で有効成分ですから、肌荒れしているときに使うのには効果的です。

ただ「日常的に使う」のはどうなのかな・・・と思います。このあたりは専門家によって意見は分かれると思います。

実際、化粧水という形状ですから注意するほどたくさんの量は入っていない・・・とはいえ、成分表の最初に書かれているのでそれなりには入っています。

自分も「乾燥性敏感肌」の立場としていろいろ実験してきていますが、わたし個人としては「肌荒れがひどい」ときに、メイクをあまりしていない状態で使うのにはオススメですが、

日常的な保湿に頻繁に使うのには・・・「たまに」の頻度がよいかなと思います。

こちらは本当に「スキンケア」発想ですから、メイク向けという感じではないと思います。

ただ使用感は軽くて使いやすいものではあります。

さいごに、いちばん左側のちいさなミスト。

このタイプは、マスク生活になってからほんとに増えました。

こちらはどういうものかというと「ミルク成分」や「オイル成分」が入っているもので、水分だけでなく油分も補給してくれるタイプです。

写真のものは携帯用でとても小さいのですが、外出時に活躍してくれます。

よほど脂が気になる方でない限り、今からの季節は乾燥するのでこういった「オイル分」が入ったミストを使う方がよいと思います。

ただ最初の「水分だけ」と違い「肌に残る感じ」はあるので・・・テッシュオフするなりして肌を整える化粧直しの時に使うのがオススメです。

ともかくお肌は「乾燥させない」ことが第一ですが、肌表面がベトつきがあると埃なども付きやすくなってしまうので、

表面さらり、内側しっとりの「塩梅」を作れる相性のよいものを探されるとよいと思います。

 

わたしのレッスンでは、「コスメの選び方」をお伝えするものもあります。

たくさんあるなかで、自分の肌に合う「健やかな肌」を作ることができるアイテムを楽しく探せるように工夫してお伝えしています。

保湿アイテムはこれからの季節。さらに増えてくると思います。

ぜひ、自分のお肌を観察して、ライフスタイルに合うアイテム探しも楽しくしてみてくださいね^^

今年も残り2ヶ月。美容を味方に、毎日を楽しく暮らしていきましょう♪

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