今日は「暮らしを振り返る」ことについて。
人生100年時代といわれていますが、
そうなると、「今の自分のまま」でいいのかしら・・・と気になりませんか?
けっこう前なのですが、東京に行ったときに東京都が発行しているこんな本を見つけました。
「東京50アップブック」・・・開くとこんな言葉が書いてあります。
50歳は人生のハーフタイム、
本当にやりたかったこと、
これからやりたいこと、
自分のために、みんなのために・・・
あなただけのライフデザインを描いて、パートナーや家族、友人、知人、そしてこれから出会う誰かと、新しい自分でつながっていこう。_________
そう、50歳は人生のハーフタイム、というのが現代なのです。
だから、ちょっと立ち止まって考えよう。
この本には、「でも、どう考えればいいの?」というトッピクスが詰まっていて、東京都の「本で渡す」という取り組みにちょっと感動してしまいました。
(*私は職業上、研修をたくさん見て作ってきているので見慣れた内容でしたが、そういうお仕事をしていない方にとってみたら、充実の内容だと思いました!)
まだあるのかな・・・??無料で頂けるので、見つけたら是非見てもらいたいです。
こちらの本にも書いてありますが、
昭和30年の平均寿命は、男性63歳、女性67歳だったそうです。
今は・・・2015年のデータでは男性80歳、女性87歳です。
改めてびっくりですよね。
平均寿命が延びたからといって、新たな体をギフトされるわけではないのですから(笑)命の時間が延びた分、わたしたちは自分の体をもっと丁寧に使っていかなければならないということです。
ところが、平均寿命がここまで延びていて、高齢者でもイキイキしている社会になってまだ時間がたっていないので・・・
人生後半に必要であろう様々な情報が、少なすぎると思います。
例えば女性には「閉経」という大きなイベントがありますが、祖母の時代のそれを今のそれとはまったく違うし、昔はそういうったことがオープンに語れない時代だったので、
なにが問題で、どう過ごせば良いのか等々
まったくわからないまま過ごしていた方は多くいらっしゃったのだと思います。
(「苦しいことを人に言わない」というのも、ある意味日本人の美学だったような・・・。 思わず「だった」と書いてしまいますが。。。苦笑)
今は逆に「情報」がたくさんありますよね。
でも、その情報の中には「意見や感想」も含まれています。
つまり、「研究に基づく知識」ではない「情報」もたくさん出回っているということですよね。
人の脳は、不確かな情報に弱く、知れば知るほど「もっと知りたいもっともっと」と思い、どんどん苦しくなってしまうことがあります。
大切なことは、「なんのために、情報が欲しいのか」というところ。
多くの人は、自分が「健やかに生きる」ため。。。(わたしの「生きる」の定義は「仕事と子育ての充実」です。ここは人それぞれ違うと思います^^)
ではないでしょうか。
少なくとも、わたしはそうです。
誰かと比較するための情報なんて必要としていないし、
自分がやりたいこと、やるべきことについての情報は欲しい。
つまり自分が「どんな情報が欲しいのか」ということが明確にしておくこと
これは、意外と大事なことだと思います。
現代では、あまりに簡単に情報という蜜が溢れていて(笑)
気をつけていないと、情報はたくさん知っているのに「たいした行動をしていないまま」日々が過ぎてしまうことも多々有ります。
人生の時間は、有限です。
自分が「時間をどうやって使っているか」
ちょっと、自分の暮らし時計を見直してみませんか?
わたしはこのことを最近強化しているので(笑)次回も「暮らしの見直し」を具体的に書いていきます。
クローゼットやコスメボックスを見直すように「暮らしを見直す」と、
手放すもの、強化したいものが見えてきます。
それは、つまり「未来を作ること」。
人生100年時代。健康で愉しく生きていくために。
暮らしの見直し、オススメです^^
ではまた次回に、詳しく書いていきます。
引き続き、心地よい初夏をお過ごし下さい♩