「パケ買い」というのを年々しないようにしていて、実際しなくなっているのですが、
つい先日「パケ買い」してしまったアイシャドウ。
RMKの限定品が独特のセンスで・・・
「ウキヨモダン」という名前で、この浮世絵風?現代女性の絵が素敵!と思い。
・・・買ってしまいました。
化粧品のパッケージやコンセプトの進化の仕方に関心しますが、こういう『「パケ買い」をしてしまう人』を増やすのも化粧品会社の大切なお仕事なのかもしれないと思ったりもします。。。
RMKのアイシャドウなので、もちろん「質」は良く、お粉ではあるのですが、ちょっとクリームっぽいお粉です。
湿度が高いパウダーはぴったりとつくのと、きれいにぼかせるので使いやすいのは間違いありません。
この写真は限定色で、たしかに「今っぽい色」です。
今っぽいとはどういうことかというと「くすみ感」がある色 ということ。
くすみ色は昨年から引き続きトレンドに入っているので、各社くすみカラーが豊富です。
この「くすみカラー」
若い子が使う分には、ただのせるだけで「洒落感」がでますが、
35歳以上になったら、「ただのせるだけ」で使いこなすのは、ちょっと難しいように思います。
もともと年齢で区切る表現は好きではないのですが・・・そんな私でもあえて言っちゃいます。
「35歳」は分岐点なのではないかと。
肌も骨格も変わるし、醸し出す雰囲気も変わってくる
ある意味「ほんとうの自分」が出てくるのが、年齢を重ねるということ。
若い頃には到底できないスタイリングができるのが、大人の強みだと思います。
とはいえ、年齢を重ねてからの「トレンドとの付き合い方」には、「自分が変わること」が必須です。
若い頃は経験も少ないし、内面も柔軟です。
いわゆる「何色にも染まる」ことができるのが若者の特権ですが、年齢を重ねていくと、
経験を重ねてきて軸ができているのはよいけれど、逆にいえば固執していることがあるのかもしれない。
例えば「マスカラは絶対黒じゃないとだめ」とか。
しかも、それに「自分では気づけない(人は言ってくれない。。。)」ことも多いので、注意が必要だと思っています。
年齢を重ねていくと、意外と「アップデートできていないこと」も増えていることが多いものです。
(人間の脳は「変化を嫌う」性質ですし、変えるのは基本めんどくさい^^;わけですから・・・)
だからこそ、「トレンド」にあえてのってみるのはオススメです。
「自分を変えないと」合わないものに、自分を合わせてみる。
たとえば、この「くすみカラー」を使うには、
きっちり眉(ラインがしっかりわかる、色にグレーが入っているなど)は似合いません。
「きっちり眉」はそれだけで古く見えますが、くすみカラーと合わせるとなぜか「超古くさい」感じになってしまいます・・・(なんでだろう。。。><と思い分析したら、理由がわかりました。詳しいことはレッスンでお伝えします)
くすみカラーに合うのは「ナチュラル眉」です。
でも意外と、このナチュラル眉を作るのがテクニックがいります。
もちろん「なにもしない」がナチュラルではないので・・・
使う材料は少しでよいのですが、色と筆の選び方、圧のかけかたで、仕上がりがかなり変わるので、
このあたりは「テクニック」と言ってもよいと思います。
ということは・・・
けっこうこの「くすみカラー」
普通の大人の女性が使うのは、ちょっとハードルが高いと思いました。。。
でも、メイク全体のバランスさえ作ることができればもちろん、「今季の顔」になれます。
「メイク全体」というところが、キーなんですよね。。。
メイクって、肌だけでも、目だけでも、リップだけでもなく「全体」で考えるもの。
もっというと「スタイリングとのバランス」含めの「全体」で行うものです。
これって、言葉でいうのは簡単だけど意外と「それ」が難しいのかも・・・と、皆様のお話を聞いていると思います。
なので、私のメイクレッスンでは「なにかひとつ」のテクニックではなく、
「メイク全体」をアップデートできるようにしたいなと思っています。
かといって、大げさなことはなにひとつありません。
ちょっと意識が変わるだけで、手の動きが変わる。
スキンケアもそうなのですが、大げさなことは続かないので、「ちょっとしたこと」が大事だと思っています。
ちょっとしたことで「顔が変わって」「新鮮な気持ち」になれたら・・・
気分が変われば、行動も変わるのが人間の面白く可愛いところ。
「最近、生き生きしているね」っていうことの種明かしは、実はちょっとしたことだったりします。
美人になる、美人を目指すのではなく、
自分の顔になる。自分といういろいろな形を作っていく。
そこを面白がることで、生活のいろいろが変わっていきます。
ぜひ、トレンドの色や使ったことのないものを、大人のチャレンジしてみてくださいね^^
今日もお読みいただきありがとうございます。
引き続き、心地よい秋時間を・・・。